現在、介助を中心的に担ってくれているのはヘルパーさんで、一人暮らしをしています。しかし、私も数年前まで実家で父と母の介護を受けて生活していました。父は朝から夜まで仕事をしており、母は家で家事をしてくれていましたが、その母も身体障害があり、体の自由がききませんでした。今考えると、生活を続けられていたことが不思議なくらいです。

家族介護を受けていた毎日

朝、出勤前の父に起こしてもらい、朝食を食べ、トイレに座らせてもらい、着替えをさせてもらうことから1日が始まりました。日中は母が、私が学校などに行くまで、そして帰ってきてから、身のまわりの世話と料理などの家事を全てしてくれていました。

父は帰宅後休む暇もなく、入浴の介助をしてくれていました。夜間も寝返りの介助が必要なのですが、私から呼ばれるたびに両親が起きて、手伝ってくれていました。

家族介護の限界

当時はその生活が当たり前で、私も両親も辛さよりも家族で毎日を過ごせる楽しさのほうが上回っていました。週末には買い物に行き、旅行などにも出掛け、充実した生活でした。

ただ、自分自身も無理をしていましたし、何よりも両親の負担は相当なものであったと思います。20代半ばになったとき、両親の体力が落ちてきていることを感じ始めました。